「真っ白もちもちのお肌になれる」と言われていて特に女性に人気のある白玉点滴。
強い抗酸化作用、コラーゲン酸性、メラニンを薄くする効果などありますが、実はアレルギーに対しても効果があると言われています。
その理由は白玉点滴の成分にあります。クリニックにより成分内容は異なりますが、当院の白玉点滴の成分はグルタチオンとビタミンCが入っています。
アレルギーに効果がある白玉点滴の成分
グルタチオン
グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸で構成されていて常に身体の色々なところで作られています。
身体の中での働きとしては抗酸化、免疫の調整、解毒作用があります。
着目すべきは「免疫の調整」。アレルギー疾患がとても多い現在、免疫の調整が良くないとアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症が悪化します。
グルタチオンは免疫を活性化し、アレルギー性疾患を抑制させる効果があります。
ビタミンC
ビタミンCは一番の効果は抗酸化作用があることですが、コラーゲンを産生、メラニン色素を薄くする、皮脂分泌抑制など沢山の働きがあります。
実は「アレルギー症状を抑える働き」もあると言われています。
人はストレスを感じると副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。ストレスを感じる期間が長く続くとコルチゾールの分泌が徐々に減り副腎疲労を起こしてしまいます。このコルチゾールを作るのに必要不可欠なのがビタミンCです。
コルチゾールはアレルギーの炎症を抑制する働きがあり、分泌が不足してしまうとアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などアレルギー疾患の悪化につながります。ストレスをなるべく感じない生活も必要ですが、ビタミンCを十分摂取することで体内で分泌されるコルチゾールの量を維持し、アレルギー症状を抑制させることができます。
グルタチオンの免疫を調整する働きとビタミンCのふたつの力でアレルギー性疾患に打ち勝ちたいですね。
白玉点滴は花粉症にも効果が!
2月から飛散し始める花粉。
スギやヒノキが終わってもシラカンバ、ブタクサ、イネ…など季節ごとの花粉が次々と待ち受けていますね。
そして毎年「今年は例年に比べて多く花粉が飛散します」と耳にするニュースのアナウンス。花粉症をお持ちの方は症状が長引いてお辛いですね。花粉症でお悩みの方も是非「アレルギー疾患対策」として白玉点滴は有効です。ぜひ当院でお試しください。
この記事は、BIG TREE. 練馬クリニックの院長、田部田 英之が
監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任