膝関節痛のヒアルロン酸注射の様子

本日は、 膝関節痛に対してののヒアルロン酸注射の治療診の様子をお伝えします。


膝関節の痛みは、主に変形膝関節症という病気であることが多いです。膝の関節のクッションとなっている軟骨が、加齢や筋肉の低下などにより少しずつすり減って、歩行時に痛みが出てしまう病気です。通常の歩行では痛みがなくても、階段の昇降で痛くなったり、膝の痛みがあって正座ができないなどの症状がある場合は、変形性膝関節症の初期症状かもしれません。

BIGTREE.練馬クリニックでは、変形性膝関節症の治療として、ヒアルロン酸注射を行っております。ヒアルロン酸とは、もともと体内の関節にある成分と同じで、関節を滑らかに動かすための潤滑油としての役割と衝撃を吸収してくれるクッション材としての役割を果たしています。その粘り気・弾力のあるヒアルロン酸を膝の関節へ注入することで、炎症yの抑制や痛みが和らいだり、関節の滑りが良くなることが期待できます。

しかし、ヒアルロン酸を注入しても軟骨が再生するとうことではなく、あくまでも関節を滑らかに動かせるようにするためのものです。

ヒアルロン酸注射

変形性膝関節症に対しては、特に初期症状に対して有効とされていますが、進行するにつれて効果がなくなってくることがあります。注射の治療自体は、すぐに終わります。治療時間も短く終わるので、無理なく通院できます。変形性膝関節症に対しては、外側から注射をすることがあります。チクッとした痛みはありますが、注入している間は、痛みは少ないことが多いです。注射後はお風呂は6時間開けていただくようご案内しております。

併用して運動指導で日常生活の改善など行うと効果的です。


当院では、ヒアルロン酸注射の治療は、肩関節周囲炎などの肩関節の痛みの治療に対しても行っています。

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