ダイエットでは、摂取カロリーを減らし、運動量を増やすことで体重を減らします。しかし、体脂肪率が下がるかどうかは、筋肉と脂肪の減り方によって変わります。筋肉量が減ると、体脂肪率が下がりにくくなることもあります。
体脂肪率を効果的に下げるには、筋力トレーニングで筋肉を維持・増やしながら、有酸素運動で脂肪を燃焼させることが大切です。

体脂肪を落とすには“やり方”が大事!
以下は体脂肪率を効果的に下げるためのアドバイスです、ぜひ実践してみてください。
1.筋トレは「やせ体質」への近道!
筋肉量を増やすことは基礎代謝を上げ、燃焼しやすい体になるために重要です。週に2〜3回の筋力トレーニングをスケジュールに組み込み、特に大きな筋肉群(脚、背中、胸)をターゲットにすると効果的です。
2.脂肪を燃やすなら、まずは有酸素運動!
ランニングやサイクリングなどの有酸素運動は体脂肪を燃焼するために役立ちます。毎日30分以上、有酸素運動を習慣として続けると良いでしょう。

3.食べてやせる!栄養バランスがカギ
減量だけを目的とせず、栄養のバランスが取れた食事を心がけることが大切です。野菜や果物、全粒穀物を含む食事は、ビタミンやミネラルをしっかり摂取できます。
また、筋肉の合成を促進するために、タンパク質を豊富に含む食事も心がけましょう。鶏肉、魚、大豆製品、卵などのタンパク質をバランスよく摂取することがおすすめです。
4.ストレスと睡眠が、ダイエット成功のカギを握る!
ストレスや睡眠不足はホルモンに影響を与え、脂肪蓄積を促進することがあります。リラクゼーション法や規則正しい生活習慣を身につけ、十分な睡眠をとることが大切です。

5.努力がムダにならないように、ちゃんと測る!
定期的に体組成計を使用し、体重だけでなく体脂肪率や筋肉量も測定することで、ダイエットの進捗を科学的に評価できます。

「一人で頑張らない」ダイエット、当院がサポートします
以上のポイントを実行しつつ、自身の体調管理に気を付けることが、健康的に体脂肪率を下げる鍵となります。
当院でも肥満外来、生活習慣病の診療を行っており、医師、管理栄養士、理学療法士のチーム医療で患者様のサポートができる体制を整えております。健康的な体づくりを目指したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事は、BIG TREE. 練馬クリニックの院長、田部田 英之が
監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任