普段から気になる肩こり・腰痛・首の痛み、肘、膝等の関節や足の痺れや足裏に何かが張り付いているような違和感等の原因を診断し、注射や内服薬による治療を行うクリニックです。
腰痛等の運動機器の痛みや帯状疱疹を含む神経痛等の痛みには神経ブロック注射を提案する場合があります。
神経ブロック注射とは、神経の近くに直接薬を注入する治療方法です。
痛みのある神経の近くに、局所麻酔薬や消炎鎮痛薬を直接注入することで、症状を遮断します。神経ブロック注射は一時的な鎮痛目的ではなく、神経の炎症改善による痛みそのものの軽減を目的とした有力な治療法です。
激しい痛みは、神経の強い炎症によって生じている場合があり、その場合は一般の消炎鎮痛剤を服用しても痛みの軽減に繋がらない可能性があります。
骨や関節の変形は治らなくても、神経ブロック注射を行い神経の炎症を抑える事で激しい痛みの改善に繋がりやすくなります。
神経ブロック注射の対象となる疾患
腰痛
痛みの中で多くの方が抱えているのが腰の痛みで、その原因も神経の圧迫や肥満による負担など様々です。
ぎっくり腰/腰椎椎間板ヘルニア/変形性腰椎症腰部脊柱管狭窄症など
首痛
頚椎のクッションの役目をしている椎間板は、20歳を過ぎたころから年齢とともに水分が失われ弾力が無くなっていきます。弾力が失われることで椎間板の変性や、神経が圧迫され痛みが発生します。
また最近ではスマホの普及により、首への負担が高くなりやすい生活環境であることも痛み発生の原因になっています。
頚椎症/頚椎椎間板ヘルニア/頚椎症神経根症など
帯状疱疹関連
水ぼうそうを幼いころに発症した方がほとんどなのではないでしょうか?
水ぼうそうウィルスは、治った後も脊髄から出る神経節という部分に潜んでいます。
普段は身体の免疫力によってウィルスの活動が抑えられている為発症することはありませんが、免疫力が低下してしまうとウィルスが再び活動増殖してしまいます。
ウィルスは神経節から皮膚に移動し、帯状に痛みや発疹が出る帯状疱疹が発生します。
コロナウィルス拡大による免疫力の低下で、近年帯状疱疹の発症率が増加しています。
その他、帯状疱疹の発症には加齢が関係しており、日本人では50歳以上で発症率が上昇します。
80歳までには約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
水痘ワクチン(水ぼうそうのワクチン)の定期接種による予防も大切です。
当院では水痘ワクチンの接種も行っておりますので併せてご検討ください。
その他、当院では医師と理学療法士が連携し行うリハビリテーション、痛みの原因となっている過体重の減少を管理栄養士がサポートするダイエット外来等を展開しております。お気軽にお声がけください。