からだは私たちが食べたものが消化・吸収の過程を経て作られています。
バランスの取れた適切な量と質の食事を1日3食、規則正しく食べることが健康なからだの土台になります。
ですので、生活習慣病を予防するためには、食生活を整えていくことが必要になります。
生活習慣病とは??
生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」が含まれます。生活習慣病は死亡者数の約6割を占めるとされ、背景として高齢化が進んでいる現代では、その予防は私たちの健康を守るためにとても重要になってきます。
主食・主菜・副菜を組み合わせましょう
忙しい時や外食の際は、食事を丼ぶり物や麺類だけで済ませてしまうこともあるでしょう。しかし、単品だけでは栄養のバランスが偏りがちになってしまいます。また、高齢になると、食事量の低下や、味の薄いもの、脂っこくないものを好むようになり、筋肉や脂肪の構成に欠かせないたんぱく質やエネルギーなどの体に欠かせない栄養素が不足することがあります。ですので、主食・主菜・副菜を組み合わせて適切な量の食事を心がけましょう。
主食➡穀類を主な材料にした料理で、ごはん・パン・麺類
炭水化物を多く含みます
主菜➡肉・魚・たまご・大豆などを主な材料にした料理
たんぱく質や脂質を含む
主菜➡野菜・いも類・海藻類などを主な材料にした料理
ビタミン、ミネラル、カルシウム、食物繊維などを含む
「何」を「どれだけ」食べればいいのかな?
厚生労働省と農林水産省によって策定された「食事バランスガイド」は、
1日に「何」を「どれだけ」食べたらよいかの目安が、コマのイラスト▼によってわかりやすく示されています。
食事バランスガイドは厚生労働省のホームページからご覧いただけます。
厚生労働省ホームページ
「食事バランスガイド」について|厚生労働省
*コマ▼は食事と運動のバランスを表現しており、食事のバランスが悪くなったりすると倒れてしまいます。継続的な運動とバランスの良い食事の重要性を示しています。
*コマ▼の軸は水分を示し、食事の中で水分が欠かせないものであることを示します。
*コマ▼は十分根サッシュが必要とされる順に上から「主食」「主菜」「副菜」、同程度の摂取をと考え並列に「牛乳・乳製品」「果物」と5つの料理区分で表現されています。
*料理区分ごとに「何を」「どれだけ」食べたらよいかを料理のイラストで表現されており、一日にとる目安量を「つ(SV)」と数えます。自分が実際に食べている料理の数と量が足りているか確認することが出来ます。
~料理数の目安~
・主食5~7つ(SV)・副菜5~6つ(SV)・主菜3~5つ(SV)
・牛乳、乳製品2つ(SV)・果物2つ(SV)
日頃から食生活を意識して、生活習慣病の予防に努めていきましょう!