産後ダイエット外来でのカウンセリングや食事指導、運動指導の詳細を教えて下さい

まず、産後ダイエットに無理は禁物です。
特に母乳育児中は、赤ちゃんに良い栄養素を与えるために、十分なカロリーが必要です。
また、ダイエットによって栄養不足に陥り、母乳量が減少する場合もあります。
そのため、母乳育児中はダイエットを行うのは避け、栄養バランスの良い食事と適度な運動を心がけることが大切です。

しかしながら、出産で増えた体重は宙に浮いている状態であり、まだ体には蓄積されていないという説もあります。
この時期に脂肪を効率的に燃焼させることができれば、産前の状態に戻すことが 比較的簡単にできると考えられています。

ですので、母乳育児が終わった後はなるべく早く専門機関に相談し、適切なダイエットを開始しましょう。

産後ダイエットの流れ

病院のダイエット外来での診察内容は、以下のような内容になります。

体重、身長、体脂肪率、血圧などを測定

その後、食生活や運動習慣、睡眠状況などについて尋ねます。
これにより、現状抱えている問題や改善が必要な点を把握することができます。

管理栄養士や看護師が、個人の生活習慣や目標に応じたカロリー目標や栄養管理をアドバイス

食事改善や健康的な料理のアドバイス、食事の見直し方、栄養素を毎食バランスよく取る方法など生活に合わせたご提案をいたします。

クリニック内に運動施設が併設されている場合は、運動✕栄養を組み合わせた指導

産後ダイエットに必要なことは、心も体も健康になるよう、食事、運動を取り入れ、睡眠とストレスをどのように改善していくかが大切です。
また、乳児の睡眠の質をあげることで親子で健康になります。

乳児の睡眠の質を上げて親子で健康

乳児の睡眠の質を上げるには

  1. 寝かしつけのルーティンを確立する
  2. 静かな環境を整える
  3. 昼寝を励行する
  4. 食事に注意する
  5. 赤ちゃんが眠っているときに安心できるようにする

上記を改善することで、母親も十分な睡眠がとることができ 心身ともに体を回復させることができます。

産後のダイエットに悩まれた場合は、一人で悩まずにお近くの産婦人科や 、ダイエット外来のあるクリニック等、専門機関ご相談くださいね。

この記事の監修

この記事は、BIG TREE. 練馬クリニックの院長、田部田 英之
監修しています。

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