ペインクリニックでのリハビリテーションの役割は、患者の痛みや機能制限を軽減し、改善することです。
リハビリテーション(リハビリ)は、個別のニーズに合わせてプログラムを作成し、運動療法、物理療法、動作指導、姿勢指導などのアプローチが組み合わされます。
今回はペインクリニックでのリハビリテーションの役割と、痛みや機能制限の軽減における効果について説明します。
リハビリテーションの役割
1. 痛みの軽減
リハビリテーションは、適切な運動療法や物理療法を通じて、痛みを軽減する効果があります。
運動療法は、筋力や柔軟性を向上させ、痛みを和らげるための適切な運動を提供します。
物理療法は当院では干渉波を使用し、痛みを緩和する効果があります。
また当院では理学療法士が在籍しており、動作や姿勢による力学的なストレス軽減を目指し動作指導・姿勢指導・運動療法を提供しております。
2. 機能制限の改善
リハビリテーションは患者様の機能制限を改善するために評価を行い、プログラムの提供を行っています。運動療法や物理療法は、筋力や柔軟性の向上を促し、機能制限を軽減します。
また、リハビリテーションは日常生活での活動や動作の改善に焦点を当て、患者様がより良い生活の質を実現するための支援を提供します。
リハビリテーションの効果
リハビリテーションは、痛みや機能制限の軽減に効果的な方法の一つですが、個人の状態や痛みの原因によって効果は異なります。
一部の患者は、リハビリテーションによって痛みや機能制限が軽減され、生活の質が向上することがあります。しかし、全ての患者に同じ結果が得られるわけではありません。
痛みの原因や程度によっては、リハビリテーションだけでは完全な痛みの軽減は難しい場合もあります。その場合、薬物療法や他の治療法との組み合わせが必要となることもあります。
まとめ
ペインクリニックでのリハビリテーションは、痛みや機能制限の軽減に向けた重要な役割を果たします。
適切な運動療法、物理療法、動作指導、姿勢指導を組み合わせることで、患者の痛みや機能制限を改善することができます。ただし、個人の状態や痛みの原因によって効果は異なるため、Drや管理栄養士などと連携を行い評価しつつ適切なアプローチの選択ををすることが大切です。
痛みや日常生活での動作の動きにくさなどお困りの方は、是非当院のペインクリニックにお越し下さい。スタッフ一同お待ちしております!!
保谷駅1分!BIG TREE. 練馬クリニック
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この記事は、BIG TREE. 練馬クリニックの院長、田部田 英之が
監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任