最近腰痛を予防しようと思いストレッチポールを購入しました。腰痛のためのストレッチポールの使い方を教えてください。

ストレッチポールは、ポールの上にあおむけに寝ているだけでも、背中から腰の筋肉のリラクゼーション効果により腰痛予防になると言われています。より効果的に利用できる方法を、ストレッチ編トレーニング編に分けてお伝えいたします。

ストレッチポールで腰痛予防~ストレッチ編~

  • 大の字でゆらゆらストレッチ
  • 腰押し付けストレッチ
  • 太ももストレッチ
  • 股関節ストレッチ

大の字でゆらゆらストレッチ

1.ストレッチポールの上に、仰向けに寝ます。
2.両手と両足を大の字に開いて、バランスをとりましょう。
3.バランスがとれたら、深呼吸を10回行いましょう。
4.バランスをとりながら、小さく左右にゆらゆら揺れてみましょう。

★ポイント
大の字に両手両足を開いたとき、腰を反りすぎないよう注意しましょう!

腰押し付けストレッチ

1.ストレッチポールの上に、仰向けに寝ます。
2.両手は腰とポールのすき間に入れ、両ひざは立てましょう。
3.自分の手の甲を腰で押し付けるように、骨盤後ろに傾けます。
4.慣れてきたら、手を抜いて、ポールを押し付けるようにしてみましょう。

★ポイント
深呼吸をしながら行いましょう。
吐くタイミングで、腰を押し付けます。息を吸いながらゆっくり戻してみましょう。

太ももストレッチ

1.ストレッチポールの上に、仰向けに寝ます。
2.両手は、手のひらを下にして、身体の横にのばします。両ひざは立てましょう。
3.片方の手で同じ側の足首を持ち、おしりの方へ曲げてきます。
4.腰が反らないよう、腰はポールに押し付けておきましょう。

★ポイント
完全に膝が曲げられない場合は、無理せずに曲げられる範囲で行いましょう!

股関節ストレッチ

1.ストレッチポールの上に、仰向けに寝ます。
2.両手は、手のひらを下にして、身体の横にのばします。両ひざは立てましょう。
3.腰を反らないように注意しながら、両ひざを開きましょう。
4.膝を内側に倒しましょう。
5.「3」と「4」を繰り返しましょう。

★ポイント
腰が反りやすいため、注意しましょう!

次回、ストレッチポールでできる腰痛予防~トレーニング編~をご紹介させていただきます。

対象になる診療内容

  • 整形外科で、筋肉、骨、関節、神経の機能回復から予防までをサポート!
  • ペインクリニックで、頭痛・肩こり・腰痛など、日々のつらい痛みやしびれのケア!
  • 腰痛治療で、つらい痛みを取り除きます。次に機能回復を目的とした治療を行います!

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